「ひとつ言っておく、俺はきみと結婚したが…」
「きみを愛する気は一切ない」
あなたは、
『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』
という作品をご存じでしょうか。
水埜なつ先生が漫画を、
三沢ケイ先生が原作を担当するこの作品は、
こじらせ次期公爵×前向き没落令嬢の焦れキュンラブストーリーとして多くの読者の心を掴んでいます。
今回は、『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』の作品情報・あらすじ、そしてどのサイトで読めるのかご紹介していきます！
『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』作品情報
タイトル：「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます
原作：三沢ケイ
漫画：水埜なつ
出版社：フレックスコミックス
- ファンタジー
- ロマンス
- 恋愛
- ギャグ・コメディ
- 純粋なラブストーリーが好きな方
誤解や障害を乗り越えて徐々に心を通わせていく二人の関係性に心温まる展開が魅力です。 - ツンデレ男子が好きな方
最初は冷たいユリウスが、次第にエルサに惹かれていく様子がたまらなく切なくて甘い！ - 前向きなヒロインが好きな方
エルサの明るく健気な性格が物語の魅力を引き立てています。どんな状況でも前向きに捉えるその姿勢に元気をもらえます。 - じれったい恋愛展開が好きな方
お互いに気持ちがあるのに素直になれない、そんなもどかしい関係性を楽しみたい方にぴったり。 - ファンタジー要素のある物語が好きな方
異世界の貴族社会を舞台にした世界観も楽しめます。
『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』あらすじ・概要
没落貴族の令嬢、エルサのもとに舞い込んだ報せ。それは超エリート貴族、ユリウスからの求婚だった。「そんなご立派な方がなぜ私と？」不思議に思いつつも結婚を決めたものの、挙式後、それまで優しく穏やかだったユリウスが豹変！「今後、きみを愛するつもりは一切ない」と冷たい声で告げてきて!? こじらせ次期公爵×前向き没落令嬢の焦れキュンラブストーリー♪ 電子書籍で常時ランキング上位、爆売れの超人気作、待望の単行本化！ (C)水埜なつ (C)三沢ケイ／フレックスコミックス
ブックライブより引用
今後、きみを愛するつもりは一切ないと、
いきなり言ってしまうんですね！？
はい！その台詞だけ抽出すると悲しい雰囲気の作品に見えるかもしれませんね。
ですがご安心ください！
エルサのおっとりとした性格が温かい世界観を作り出しているので、
気軽に読み進めていくことができます！
『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』見どころポイント
- ユリウスの変化する表情
最初は「きみを愛する気はない」と冷たく宣言したユリウスですが、
エルサと過ごす時間が増えるにつれて、
その表情が少しずつ変化していきます。
特に、エルサを見つめるときの目の温かさや、
思わず出てしまう優しい言葉や行動は見逃せません！ - エルサの前向きさ
没落貴族の家に生まれながらも、
常に明るく前向きなエルサの性格は物語の大きな魅力です。
契約結婚という状況にもめげず、
ユリウスのために料理を作ったり、
特別な日のプレゼントを用意したりする姿勢に心打たれます。
エルサの純粋さが周囲の人々、
特にユリウスの心を溶かしていく様子は必見です。 - 二人の距離感の変化
最初は他人同然だった二人が、
少しずつ心を開いていく過程がとても丁寧に描かれています。
食事の席での会話、
偶然の触れ合い、
互いへの気遣いなど、
小さな変化の積み重ねが関係性を深めていく様子は何度読んでも心が温まります。 - サブキャラクターの魅力
ユリウスの同僚ヤルモや、
エルサの家族など、
サブキャラクターも魅力的に描かれています。
特にヤルモは二人の関係に気づき、
時に状況を複雑にする役割を果たしますが、
彼の存在が物語に奥行きを与えています。 - 美しい作画
水埜なつ先生の繊細な作画も本作の大きな魅力です。
特にユリウスのイケメンぶりやエルサの可愛らしさが存分に表現されており、
二人の表情の変化や心情の機微を丁寧に描いています。
『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』推しキャラ紹介
私の推しキャラは「ユリウス・ロイアス」です。
ツンデレ公爵様のことですね！
その表現！まさにです！
それでは、さっそくユリウスの魅力をお伝えしていきます！
まずは軽いプロフィールからご紹介致しましょう。
ユリウスはロイアス公爵家に生まれ、
ラルト国第一王子アレクシス・ヨーセフ・ライトの側近で、
宰相補佐官を務めるエリート貴族です 。
眉目秀麗で話術に長け、
さりげない気遣いや贈り物ができるため、
女性からの人気が高く、
その魅力を活用して女性をターゲットにした情報収集を得意とする。
しかし仕事が終わると冷たく接するため、
トラブルになることもしばしば。
その原因は両親の不仲な家庭で育った影響で、
恋愛に対して不信感を抱いているためである。
また食の好みは偏っており、
野菜が苦手で、
好物はミートグラタン。
ユリウスの魅力①：ギャップの魅力
ユリウスの最大の魅力は、
その「ギャップ」にあります。
最初は「きみを愛する気はない」と冷たく宣言するツンツンとした態度ですが、
エルサに対する気持ちが芽生え始めると、
自分でも気づかないうちに彼女を気にかけ、
守ろうとする優しい一面を見せます。
この外面の冷たさと内面の温かさのギャップが彼の魅力を引き立てています。
特に、エルサが他の男性と話しているのを見たときの嫉妬心や
、彼女が困っているときに思わず手を差し伸べてしまう場面など、
本人が意図していない素の反応に読者はキュンとさせられます。
ユリウスの魅力②：誠実さと責任感
ユリウスは超エリート貴族として、
仕事に対する責任感と誠実さを持っています。
王太子の側近として国の政治に携わる彼の真摯な姿勢は、
読者に安心感を与えます。
また、「愛のない結婚」と宣言しながらも、
エルサの立場を守るために「大切な私の妻」と公言するなど、
自分の言動に責任を持つ姿勢も魅力の一つです。
最初は「契約」として結婚したにもかかわらず、
次第にエルサのことを本当に大切に思うようになり、
彼女の幸せを第一に考えるようになっていく変化も見どころです。
ユリウスの魅力③：内に秘めた傷と成長
ユリウスが愛に対して否定的な態度を取るのには理由があります。
両親の不和を見て育った彼は、
家庭の幸せや愛情に懐疑的になっていました。
その傷を抱えながらも、
エルサの純粋さに触れることで少しずつ変化していく姿は、
読者の共感を呼びます。
過去のトラウマと向き合い、
新たな価値観を受け入れていく過程は、
単なるラブストーリーを超えた人間ドラマとしての深みを作品に与えています。
特に、自分の気持ちに気づき始め、
戸惑いながらも前に進もうとする姿勢に成長を感じさせます。
以上、私が感じるユリウスの魅力となります。
『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』ネタバレ・感想
※ここからは作品の重要な展開についてのネタバレを含みます。
未読の方はご注意ください。
結婚の真の理由
ユリウスがエルサに求婚した真の理由は、
彼女の純粋さに惹かれたからでした。
初めて彼女を見たとき、
エルサが孤児院の子供たちに心から優しく接する姿に心を動かされたのです。
しかし、家庭に対する不信感から、
その気持ちを素直に認めることができず、
「契約結婚」という形を取りました。
ユリウスの不器用さが切なく、
純粋さに惹かれながらも素直になれない姿に胸が締めつけられます。
エルサの過去
エルサの家族はかつて王家でしたが、
前王が悪政を行い、
侵略戦争に敗れたことでラルト国に併合され、
没落しました。
しかしエルサ自身は王家の栄華よりも、
今の質素ながらも家族との幸せな生活を大切にしています。
この前向きな考え方がユリウスの心を徐々に変えていきます。
辛い過去を抱えながらも前向きなエルサの強さが魅力的で、
彼女の人間的な美しさが心に響きます。
ヤルモの企み
ユリウスの同僚ヤルモは、
二人の結婚に違和感を覚え、
エルサに近づきます。
彼はエルサに「ユリウスに利用されているのではないか」と囁き、
二人の間に亀裂を生じさせようとします。
しかし、エルサの純粋さとユリウスへの信頼は揺るぎませんでした。
揺さぶりをかけられても揺るがないエルサの一途さが爽やかで、
信頼の強さが物語に温かさを与えています。
地方視察での出来事
ユリウスはエルサを伴って地方視察に出かけますが、
宿泊先でダブルベッドの部屋が用意されているという事態に直面します。
ユリウスは混乱しながらも、
エルサの居心地を最優先に考え、
自分は床で寝ると主張。
この出来事をきっかけに二人の距離はさらに縮まります。
ユリウスの気遣いにキュンとし、
二人の心の距離が自然に縮まっていく様子が微笑ましく感じます。
「大切な私の妻」宣言
当初は「愛のない結婚」と公言していたユリウスですが、
ある社交の場でエルサが他の男性からの誘いを受けていることに気づき、
思わず「彼女は大切な私の妻だ」と公の場で宣言します。
この発言は周囲を驚かせただけでなく、
ユリウス自身も自分の気持ちに気づくきっかけとなりました。
ユリウスの成長が感じられる名シーンで、
見守ってきた読者としては感動せずにいられない瞬間です。
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- 複数デバイス対応：スマホ、タブレット、PCなど様々な端末で利用可能
おわりに
ご読了ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』は、
冷たい態度の裏に温かな心を持つ次期公爵と、
明るく前向きな没落令嬢の恋愛模様を描いた、
心温まる物語です。
二人の関係が少しずつ深まっていく様子は、
読者の心を掴んで離しません。
ユリウスの「きみを愛する気はない」という言葉が、
いつか「きみを愛している」に変わる日を心待ちにしながら、
この素敵な物語をぜひお楽しみください。
続きが気になる作品『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』をぜひともご覧あれ！
